七夕特別コラム

SEIKO(せいこ)

SEIKO(せいこ)先生
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  • 【とある女性の物語】




    7月7日は、七夕の日。
    まさに、この日に、織姫と彦星が天の川で
    1年に1回の再会できるといわれていますね。

    でも、なぜ、1年に1回しか会えないのでしょうか?

    このような言い伝えがあります。

    「織姫」という“機(はた)織り”が上手で、
    とても働き者の娘がいました。
    年頃になった織姫は、天の神さまのめぐり合わせで、
    「彦星」という“牛の世話”が上手で働き者の若者と
    結婚することになりました。

    しかし、結婚すると、二人はお互いに夢中になってしまい、
    あまり仕事をしなくなってしまいます。
    そのことが、天の神さまの怒りを買ってしまったのです。
    そして、とうとう、罰として天の川の西と東で
    別々に暮らすように命じらてしまいます。

    彦星と別れてから、織姫は泣いてばかりです。
    愛する人と離れ離れになり、つらかったのでしょうね。
    天の神さまは困り果て、二人が真面目に働くことを条件に
    7月7日だけ会うことを許したのです。

    それ以降、二人は以前のように一生懸命に働くようになりました。

    そして7月7日、年に一度の再会を果たすのでした。
    ところがその日に雨が降ると川が増水して二人は会えません。
    でもそんな時でも、カササギたちが橋を作ってくれるおかげで、
    織姫と彦星は再会を果たせるのでした。


    幼い頃、このようなロマンティックなストーリーに心をときめかせ、
    大人になったら、絶対に、運命の人に出会えると思っておりました。
    しかし、私の場合は、ちょっと現実とは違いましたね(笑)

    七夕といえば、私は、いつも親友Mちゃん家族のことを思い出します。
    今回は、そのことをお話しさせて頂きます。

    親友Mちゃんは、ご両親と愛犬と普通に楽しく暮らしていたのですが、
    なかなか30歳目前なのに、いいなと思う相手が見つかりませんでした。

    しかし、心の中に、トキメク人がいたのですが、状況からすると
    言い出すことができませんでした。
    なぜなら、それは、実姉の夫(義理兄)の弟だったからです。
    血は繋がっていないのですが、親戚となるので、
    「素敵な人だな」と思いながら、その想いを伝えることに
    ためらいがあったようです。

    Mちゃんは、そんな想いを抱きながら、OL生活を続け、
    毎日を過ごしていました。

    そんな中、突然、あんなに元気のよかったMちゃんのお母様が、
    末期がんであることが判明し、
    さらには、余命宣告3カ月ということがわかったのです。

    Mちゃんは本当に突然のことで、びっくりと同時に
    信じられなかったようです。
    しかし、実際に余命宣告を受けたお母さまは、
    とにかく、残された3カ月のうちに、
    自分ができることをやらなくては思い、
    娘(Mちゃん)を結婚させること、
    Mちゃんのお父さんがこの後も生きていけるようにと
    準備をいろいろとされていました。

    まず、Mちゃんのお母様は、Mちゃんを病室に読んで、
    「結婚したい人、好きな人はいないの?」と尋ねられたそうです。
    Mちゃんは、「付き合っている人はいないけど、実は、姉の旦那、
    つまり、義理兄の弟のKさんのことが気になっている」と
    いうことを伝えたそうです。

    それを聞いたお母様は、すぐにMちゃんのお姉様を呼び、
    「MちゃんがKさんのことを気になっているので、
    KさんにMちゃんと結婚するの意思があるかどうかを聞いてほしい」と
    お願いされたそうです。






    それから、周りがどんどん動き、
    KさんもMちゃんのことが気になっていたようで、
    即座にOKという返事があり、二人は、お母様が生きている間に、
    結婚式をするという流れになりました。

    ちょうど、その結婚式が、七夕のあたりだったのです。

    余命宣告を受けたお母様の残り少ない最後の時間に、
    Mちゃんは、最愛のお母さまにウエディング姿を見せることができました。

    Mちゃんのお母様の凄いところは、
    自分のことより愛する家族のことを想って、
    残りの時間を過ごされたことです。
    私が同じ立場だったら、このようにはできないと思います。

    また、Mちゃんのお母さまは、愛するご主人も心配だったようです。
    おそらく、自分がいなくなったら、1人では何もできないご主人の
    ことを心配し、周りの方に、
    「私がいなくなったら主人は1人では生きていけないので、
    誰かいい人を紹介して、再婚できるようにしてください」と
    お願いされたいようです。

    自分の死が目前で、その恐怖などがあるかと思うのですが、
    それどころか、残していく愛する家族のことを思って、
    この世を去って逝かれたMちゃんのお母さまのことを思うと、
    今でも涙が出てきます。

    Mちゃんは、今、そのKさんとの間に3人の子宝に恵まれ、
    時々、喧嘩しながらも、仲良く家族で暮らしているようです。
    先日、10数年ぶりに、Mちゃん夫婦に再会しまして、
    二人の仲のいい姿をみて、とても安心しました。

    その後、Mちゃんのお父様は再婚されたそうです。
    そのお父様も2年前に、家族に見守られて、
    あの世に旅立っていかれたそうです。


    七夕といえば、このMちゃん家族のストーリーを
    思い出してしまい、今回このような記事を書かせて頂きました。


    このMちゃんを高校時代から見ていますが、
    自分の気持ちに本当に素直な女性なので、
    恋愛において、両想いになることが多かったんですよね。

    彼女のポイントは、素直に「好き」という気持ちを
    相手に伝えていました。
    結果は考えずに、まずは、自分の気持ちを素直に伝えることを
    大切にしていたように思います。






    ~~7月7日の七夕に純粋な願いを空に放ってみる~~

    もし、片思いの方がいたら、7月7日の日に、
    空に向かって、「〇〇さんが、大好き~~??」というのを
    ただ、純粋に空に投げてみるといいかもしれませんね。

    そのあとの結果は期待せずに、忘れて、毎日を楽しく
    生活していると変化が起こってくるかもしれませんよ。

    願いは執着すると、叶わないことが多いのです。
    1度願って、それを手放し、忘れると叶いやすいのです。

    復縁を願う場合も同じです。相手に執着している間は、
    なかなか難しいのですが、手放し、諦めたときに、
    変化が起こることが度々あります。

    7月7日は、純粋な願いを空に放って、それで、
    手放してみることに挑戦してみてください??


    ~~出会いを求めている方、結婚を考えている方~~

    もし、出会いがないという方の場合、
    どういうシチュエーションで出会いやすいか、
    出会いのある時期などを細かく四柱推命でみることができます。

    また、この人と結婚しても大丈夫かな?など
    相手との相性なども細かくみることができるのが四柱推命です。
    例えば、今は、一緒にいて楽しいけど、
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    事前にその傾向を生年月日から読み解くこともできます。


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    事前に予約していただければ、細かくお伝えする
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    SEIKO