検索
人を呪わば穴二つ
皆さんこんにちは★
夢士ゆらんです。
秋がぐっと深まり、ハロウィンの季節がやってきました。
日本ではあまりメジャーではなかったハロウィンは、ここ数年でバレンタインデーと同じくらいの経済効果をもたらすイベントに発展してきましたね。
ハロウィンは元々古代ケルト人の収穫祭が起源です。秋の収穫をお祝いし、冬に備えて悪霊を追い出すお祭りで、アメリカなどではかぼちゃのオバケを飾ったり、子供たちがお菓子をもらったりする一大イベントです。
悪霊といえば・・この時期いつも思い出すお話があります。
私がまだ占い師として活動し始めたばかりの頃・・久しぶりに会った女性の友人の背中に、べったりと女性のオバケが付いていました。
人に何かしらのオバケが乗っかっている事はわたしにとっては特に珍しい事でもなく、あまり気にしていなかったのですが、その友人が「最近あまりいい事がない・・」と言うのです。
そりゃ~その背中にオバケ乗っかってるもんね!なんて思う心をぐっと抑えて(笑)話を聞いてみると、彼女はこういいます。
「最近彼氏ができたものの、どうやら彼氏の元カノに一方的に恨まれているようなの・・SNSで嫌がらせの書き込みをされていて、心当たりが今の彼氏の元カノくらいしかなくて・・」
もしやその背中に乗っかっている女性は彼氏の元カノの生霊?と思い、恐る恐る友人に元カノの画像を見せてもらうと、背中に乗っかっている子と全く同じ子ではないか~!!
ああこれは大変!と思い、その子に今できる対策等を伝えて、そのオバケからは解放されたのですが・・やはり生霊というのはその人が生きている限りは延々と発生するもの。
いたちごっこにはなってしまうものの、友人のために対策をひたすら伝え、無事にその生霊からのダメージからは解放されたのですが、その元カノさんは現在交通事故で重篤な被害に遭い・・もう二度と元の生活はできなくなってしまったようです。
あとから聞いた話ですが、その元カノはこっぴどく彼に振られてしまったそうで、どうしても彼と復縁したくて、今カノである友人に嫌がらせや生霊を飛ばしたりしていたとの事。
私は人を恨む事は完全に悪い事だとは思いません。
そりゃ~嫌な事されたら恨むしね・・悪意を向けられて、穏やかでいられる人の方が稀です。
しかし、この元カノの場合はなんだかむかつく・・とか、あの子ばっかり・・・という妬みや僻みを勝手に恨むエネルギーに変換してしまった事で、奇怪なことに他人に生霊をぶっ飛ばしてしまいました。
しまいにはSNSで嫌がらせまで・・。
生霊を飛ばされていた友人は、元カノさんに何の危害も加えたことはなく、むしろ何も知らなかったそうです。
本当にとばっちりよね。
てか、本当にひどい振られ方をしたと思うのなら・・なんの罪もない友人ではなく、彼を恨めよ・・・。
時折鑑定していると、不倫していて相手の奥様が憎い・・とか、片思い中の彼の今カノが憎い・・とか、そんなお話を聞くことがありますが、直接的になにか危害を加えられたのならばまだしも、自分の思い通りにいかない事が嫌で、気持ちや論点をすり替えて何故か罪なき人を恨む方がいらっしゃいます。
悪い事は言わないので、罪なき人、無抵抗である人に嫌がらせとか・・危害を加えることは本当にやめておいた方が良い・・。
そして、良かれと思って謎の正義感を振りかざし、言わなくてもいいことを平気でペラペラと喋り平気で他人を傷つける輩もいますが・・・口は災いの元です。
そして何よりも、復縁を希望しているのならば嫌がらせなどの悪い手段(ネガティブな手段)は使わない事です。
あの手この手で彼を取り返したい思いはわかりますが、後からくる咎めというものは・・非常に恐ろしいものがあります。
人を呪わば穴二つです。
神は見ています・・
なんちゃって★